文章番号:30161

指導の実際

3.授業の展開例

3.小学校における展開例

特別活動:学級活動「薬物乱用と健康」

1 題材設定の理由

社会の変化とともに、薬物乱用の低年齢化が進行してきている。小学生においても新聞やテレビを通して薬物や薬物乱用についての知識を得たり、十分な危険性や有害性を認識しないまま、他の人から勧められる可能性も考えられる。このため、薬物の誘惑を受けても断わったり親や先生と相談しようとする態度を育てるため、この題材を設定した。

2 指導のねらい
  1. シンナーや覚せい剤等薬物の危険性が分かるようにする。
  2. 薬物乱用などよくないことをしようと誘われても断わったり親や先生と相談することができるようにする。
3 展開
学習活動・内容 指導・支援上の留意事項
導入 シンナーなどの薬物について知っていることをグループで話し合い発表する。
  • 児童の意識がどの程度か確かめる。
    (話し合いの様子によっては、薬物の名前を書いたフラッシュカードを準備し示す)
展開
  1. テレビやポスターなどの啓発物を見せ、何を訴えようとしているのかを考え、発表する。
  2. シンナーの有害性について資料を見て発表する。(必要に応じて覚せい剤についてもふれる)
  3. シンナーや覚せい剤等は、法律で禁止されていることを知る。
  • 政府の広報テレビ番組、ポスター等を準備する。
  • 危険性や有害性がでるように工夫する。
  • 有害性についての資料を用意する。(図表9-1
  • 児童の意識に応じて大麻などがでてきた場合も状況に応じてふれる。
  • 家庭で使っている病気を治すための薬とは異なることにもふれる。
まとめ
  1. 薬物の危険性についてまとめる。
  2. 違法薬物についての態度を発表する。
  • その理由についての発表もするようにする。
  • 断わったり親や先生と相談することの大切さを知らせる。
4 準備
  1. 薬物のフラッシュカード
  2. シンナーの害(図表9-1

5 評価
  1. シンナーや覚せい剤等薬物の危険性が分かったか。
  2. 薬物乱用などよくないことをしようと誘われても断わったり親や先生と相談することの大切さが分かったか。
6 家庭や地域と連携した学習活動
  1. 家庭においても薬物のことについて話し合ってみるよう勧める。

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