文章番号:30172

指導の実際

3.授業の展開例

5.高等学校における展開例

ストレス対処「ストレス対処スキルを身に付けよう」

現在の子どもたちは、家族・学校・社会において多くのストレスを受け、心や体に様々な影響を受けている。ストレスをうまく処理できない状態にある子どもは、薬物などの誘いにも乗りやすいと考えられている。子どもたちがストレスの原因を知り、ストレスに上手に対処していけるスキルを身に付けることは、薬物などにも安易に手を出さない態度につながると考えられる。自分をうまく表現し、前向きな気持ちで生きていこうとする姿勢が必要であり、ストレスを自分なりに解消できる方法を見つけ、心身ともにリラックスできるようにすることが大切である。

ストレス対処スキルは、ストレスに対する自己管理を効果的に行うようにすることを目的とした働きかけであり、ストレスの本質を知り、自己の特性、ストレス耐性を理解し、ストレスの成立を未然に防ぐ手段を習得することが大切である。ストレス対処スキルには様々なものがある。例えば、読書が好きな子どもには、本を読ませることが効果的かもしれないし、スポーツ好きな子どもなら、運動による方法が効果的であるかもしれない。好きな音楽を聞くことや、会話をすること、ぬるめの湯に入湯することもストレス反応を抑えるための有効なスキルのひとつである。

自分のストレスを挙げ、どのように対処しているか振り返り、そのストレスに対してストレスマネジメントスキルを応用し、どう対処方法を組み合わせていけばよいか考える。

ストレスを前向きな姿勢で処理し日常生活を送ることは、健全なライフスタイルを形成することにすながるものである。

図表11-1:ストレスマネジメントの実際
図表11-2:ワンポイントアドバイス

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