文章番号:30121

青少年の実態

I 児童生徒の意識調査結果

  1. 性別・学校種学年別集計結果

    性別・学校種学年別集計結果から、次の8点が指摘できる。

    1. 児童生徒が知っている薬物の種類として「覚せい剤」、「シンナー」が小学校5年生から高い回答率を示している。また、その他の薬物についても、学年が上がるにつれて回答率が高くなる。

      図1 知っている薬物の名前(単位:%)

      男子 女子
    2. 薬物に対する印象については、「使ったり、持っていたりするのは悪いことだ。」と回答した比率が学年が上がるにつれて低くなり、「心や体がぼろぼろになる。」「1回でも使うと止められなくなる。」と回答した比率が、学年が上がるにつれて高くなる傾向にある。

      図2 薬物に対する印象(単位:%)

      男子 女子
    3. 「薬物使用・所持に対する法律に関する知識については、いずれの学年においても、法律により罰せられる。」と回答した比率が最も高く、学年が上がるにつれて高まる傾向にある。

      図3 薬物使用・所持に対する知識(単位:%)

      男子 女子
    4. 学年が上がるにつれて、児童生徒の薬物に関する学習経験は増える傾向にある。

      図4 薬物についての学習経験(単位:%)

      男子 女子
    5. 薬物に関する学習経験の情報源としては、小学生では「テレビ」、「家族」、中学生では「テレビ」、「学校の授業」、高校生では「学校の授業」、「テレビ」の順に高い比率を占めている。

      図5 薬物に関する学習経験の情報源(単位:%)

      男子 女子
    6. 薬物の有害性・危険性を学習することを希望する場所については、中・高校生では「学校」と回答した比率が最も高く、男女とも学年が上がるにつれてその比率が高くなる傾向にある。

      図6 薬物の有害性・危険性を学習することを希望する場所(単位:%)

      男子 女子
    7. 覚せい剤等薬物乱用が増加している原因については、いずれの学年についても「薬物が簡単に手に入るようになっている。」と回答した比率が最も高く、学年が上がるにつれてその比率が高まっている。

      図7 薬物乱用が増加している理由(単位:%)

      男子 女子
    8. 薬物使用に対する考えについては、「絶対に使うべきでないし、許されることではない。」と回答した比率が学年が上がるにつれて低くなる傾向がある一方、「他人に迷惑をかけていないので使うかどうかは個人の自由である。」と回答した比率が学年が上がるにつれて高くなる。

      図8 薬物使用に対する考え(単位:%)

      男子 女子
  2. 設問間クロス集計結果

    設問間クロス集計の結果からは、次の2点が指摘できる。

    1. 薬物に対する印象(図2)と薬物使用に対する考え(図8)のクロス
      図8で「絶対使うべきでないし、許されることではない。」と回答した者の割合は、男女とも全ての学年において、図2で薬物使用について肯定的な印象を持っているグループよりも、否定的な印象を持っているグループの方が高い。

      図9 薬物は絶対に使うべきではないと認識している児童生徒の割合(単位:%)

      男子 女子
    2. 薬物についての学習(図4)と薬物を使ったらどうなるか(図3)のクロス
      図3で「法律により罰せられる」と回答した者の割合は、男女とも全ての学年において、図4で「学習なし」グループよりも「学習あり」グループの方が高い。

      図10 薬物を使っていたり、持っていた場合、法律により罰せられると回答した児童生徒の割合(単位:%)

      男子 女子

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